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『あくまき』って、どんなお菓子?

鹿児島の伝統的なお菓子『あくまき』

灰汁(あく)に一晩漬けおいたもち米を、孟宗竹の皮で包み、さらに灰汁で数時間程煮た鹿児島の郷土菓子です。

 

鹿児島では昔から端午の節句に、男の子が「強くたくましく育って欲しい」と言った願いを込めて、食べられています。鹿児島特有の『ちまき』です。

 

砂糖を混ぜたきな粉や、黒蜜、砂糖醤油などをかけるのが、一般的な食べ方です。常温で食べたり、少し冷やして食べたりと、様々な食べ方があります。

 

カリウム、マグネシウム、亜鉛などのミネラル類を多く含んでおり、ミネラル不足になりがちな現代人には、『オススメの一品』です。

あくまきの魅力について

あくまきは、各ご家庭や作るお店によって、味や硬さ、色などの特徴が異なります。

灰汁に1晩漬け込み、長時間煮る事で、全体が綺麗な琥珀色になります。

 

元来は保存食ですので、保存性については抜群です!

 

「こーこ」では、幼児から全ての年代の方に味わって貰えるように、工夫をして1本1本手作りをしています。

1本にこもった愛情は、最高と自負していますが、残念ながら1日に作る事ができる本数には限りがございます。

 

よく、お客様からは「妙にまた欲しくなる食べ物」としてご好評頂いています。

鹿児島の懐かしい味を、是非ご家庭でお楽しみ下さい。

 

鹿児島では、「ちまき」と呼ばれる灰汁巻き。
場所によって、「ちまき」だけでなく、「あくまき」や「あっまっ」等、様々な呼ばれ方をしています。
南九州(鹿児島・宮崎・熊本の一部等)の家庭では、一般的にお菓子として食されていますが、関東では九州の物産店等でしか手に入れる事ができないお菓子です。

良く、鹿児島のお客様から懐かしい味と言うお声を頂いており、都内では中々手に入らないのもあって、地元の方からの声を頂きます。

あくまき自体には、味が付いていないので、きな粉や砂糖をかけて食べるのが定番。
甘い物以外だと、ワサビ醤油をかけるなんて食べ方もあります。

味については、人それぞれかと思いますので、まずはお試しに一本いかがでしょうか。

灰汁に漬けこんだもち米を、さらに灰汁で長時間煮ると言う工程が滅菌効果を高め、竹の皮の抗菌作用も合わさる事で、長期間保存のきくミネラル豊富な食品となります。

 

■あくまきの栄養素
・カロリー 396kcal(1本300gあたり)
・主な栄養素
 カリウム…900mg
 亜鉛…2.1mg
 マンガン…1.17mg

 

[参考] http://calorie.slism.jp/101119/

 

【あくまきは、マンガンやカリウムが豊富なアルカリ性食品!!】
 

・アルカリ性食品って…?
肉や魚、卵と言った酸性食品とは違い、野菜・果物・きのこ等に代表されるアルカリ性食品です。
アルカリ性食品は、生活習慣病の改善に良いとされています。

酸性食品とアルカリ性食品をバランスよく摂取する必要があるのですが、現代の食生活は酸性食品に偏りがち…

 

・マンガンやカリウムが不足するとどうなるの?


マンガンは代謝やエネルギーの生成を助ける栄養素で、カリウムは筋肉の働きを助ける栄養素です。
不足すると、脱力して疲れやすくなったり、イライラしたりと言った作用が出てきます。
特にマンガン不足は生殖機能の衰えの原因となりやすい栄養です。

一日の目安は、
成人男子 4mg
成人女子 3.5mg
となっており、野菜不足の人は要注意です。

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